皆さんこんにちは!しばですm(_ _)m今回はタイトルのとおり、ニーズに合わずいいバイクなのに販売台数が奮わず、姿を消してしまった悲劇の名車たちを紹介していきたいと思います!

1 MVX250F

まずはじめはMVX250Fです!このバイクは世にも珍しい2ストロークV型3気筒エンジンを搭載したネイキッドバイクです。

当時NS500などのレーサーに搭載されたV型3気筒ということもあり、話題になりましたが残念ながら不人気車となっていました。

外観から見てとれる部分もありますが、VT250Fとパーツを共有するところが多々あり、新開発ながら金額はVT250Fプラス3万円の43万円ほどとなっていました。

なだらかな出力特性で、町乗りからツーリングまでなんでもこなす万能なネイキッドということでも注目を集めました。

では、なぜ不人気になったのでしょうか?

① 乗りやすすぎた

1つ目は乗りやすすぎたというところでしょう。今でこそ乗りやすい万能なバイクが人気を集める時代にありますが、当時求められていたものは「過激さ」と「速さ」でした。

峠でどれだけ攻められるかを競いあっていた時代に乗りやすさはあまり重視されなかったのでしょう。また、2stでありながら4st並みの乗りやすさは2st好きからはあまり指示を得られませんでした。

また、最高出力は40psと今でこそ250ccとしてはかなり高いスペックですが、当時は各社40psオーバーのバイクもラインナップしていたため、このバイクはあまり売れなかったということです。

② 見た目がレーサーと違いすぎた

NS500というガチレーサーのエンジンを参考に作成されたということもあり、話題性は高かったものの、振動軽減や車体のスリム化のために、前後のシリンダー配列が逆であったり、そもそもフルカウルではなくネイキッドだったこともあり不人気となりました。

2 GTS1000

続いてのバイクはYAMAHAのGTS1000です!このバイクは1993年に海外向けに発売されBMWのツアラー、「Kシリーズ」の対抗馬として開発されました。その後1999年まで販売されていましたが、販売台数は奮わなかったようです。

その特徴は見て分かるとおり前輪が片持スイングアームであること!ちなみに、ビモータなどのセンターハブステアリングと見た目はにていますが、GTS1000にはハブが存在しないため全く別の機構となっています。

バイクの体制変化が少なく出来るという利点もあり、ツアラーに採用されました。

1003ccの直列4気筒エンジンは町乗りからツーリングまでなんでもこなす扱いやすい特性で、ツアラーとして申し分ないバイクでした。

ではなぜ売れず不人気になったのでしょうか?

①フロントの挙動が独特だった

不人気の理由ですが、なんとよかれと思って搭載したフロントスイングアームが原因でした。

今までのバイクはフロントフォークで直接地面からの情報がハンドルや乗り手に伝わっていたのに対して、フロントにスイングアーム機構を搭載したことにより、構造上あまり路面の感触が伝わらないバイクになってしまったのです。まあ、そのために作ったわけですが(^_^;)

段差などの情報が希薄なその乗り味が当時のライダーに支持されなかった理由でしょう。

3 まとめ

今回は悲劇の名車ということで、時代のニーズに合わなかったり、新技術のせいでライダーに嫌煙されたりまさに悲劇のバイクを紹介しました!

しかし、このバイクたちは唯一無二といってもいいとてもロマン溢れるバイクです!機会があれば是非乗ってみたい( ^ω^ )

もし所有されている方がいらっしゃれば是非感想をコメント欄にお願いしますm(_ _)m

ということで今回はここまでです!最後までご覧いただきありがとうございます!次回またお会いしましょう、しばでした(^.^)(-.-)(__)

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